現在、日本の一般住宅に使用される屋根材は、軽量な「カラーベスト」・「コロニアル」・「モニエル瓦」・「セメント瓦」・「金属系屋根」材等が多く使用されています。
それらの屋根は、塗装で仕上げている為、定期的な塗り替え工事が必要になります。
定期的に屋根材を塗り替える事によって、屋根材の劣化を防ぎ、美観・耐久性等も維持出来ます。漏水・破損等による躯体の損傷等を考慮しますと、屋根を定期的に耐久性の高い塗料で塗り替える事によって、建物維持費の負担を大きく軽減させる事が出来ます。
また、最近では、「省エネ効果」「CO2削減効果」「節電効果」を考慮した屋根用遮熱塗料・屋根用断熱塗料を用いる屋根の塗り替えプランも人気が出てきました。
一般的なトタン(亜鉛メッキカラー鋼板)屋根塗装の施工手順を説明します。
トタン(亜鉛メッキカラー鋼板)の汚れ(ホコリ・カビ・藻等)チョーキングを高圧洗浄機の高水圧(12~15mpa)でしっかり洗い流します。
高圧洗浄では除去する事ができない、脆弱な塗膜(膨れ・剥がれ)がある場合は、スクレイパー等のケレン具を用いて入念に除去します。
高圧洗浄ができない場合は、特に入念に清掃する必要があります。
トタン屋根の劣化症状に応じて、屋根塗装を行う前に、棟の釘打ち直し・シーリング工事等、屋根の補修を行います。
トタン(亜鉛メッキカラー鋼板)塗装に適したエポキシ系錆び止め塗料・プライマー等を1~2回、ローラーや刷毛を用いて塗布します。
ウレタン・シリコン・ハルス・フッ素等、各種屋根用上塗り塗料を2~3回ローラーや刷毛を用いて塗布します。
塗装完了後、養生材を撤去し、周囲に汚れが付着している場合は、丁寧に溶剤・ウェス等を用いて掃除をします。
必要に応じて、タッチアップ塗装を行います。
有限会社 アルス住研
〒983-0035 仙台市宮城野区日の出町3丁目2-1-2F
TEL(022)393-4644 FAX(022)393-4645
建設業許可/宮城県知事許可(般-27)第20681号