屋根や壁が太陽光に熱せられることにより発生し蓄積した熱が室内空間に伝わる輻射熱・・・トアスカイコートシャネツシリーズは太陽光の中でもその原因となる赤外線域の波長を最大限反射する高日射反射率を有します。中でもトアスカイコートシャネツMOはその高度な日射反射率と熱伝導阻止に優れた効果を有します。
トアスカイコートシャネツシリーズは、塗料より排出されるVOC(揮発性有機化合物)を極限まで抑えた水系シリーズ、特定化学物質の代表であるトルエンやキシレンなどを抑えた弱溶剤系をラインナップし、塗装環境や近隣環境までを考慮した幅広い要求・用途に対応します。
これまで培った技術により、各種さび止め塗料、及び素材との付着性・追従性・防錆性・素材強化性を発現します。特に完全水系塗装システムは他社にさきがけ数多くの実績を積み重ねています。
屋根は、建築構造物において最も過酷な条件にさらされます。太陽光、雨水、湿度、降雪や凍結融解などその条件はさまざまです。それらの厳しい条件下でトアスカイコートシャネツシリーズは、ふっ素樹脂、ハルスハイブリッド樹脂、シリコンアクリル樹脂、ウレタン樹脂等のそれぞれが特有する耐候性・耐久性能を最大限に発揮します。
トアスカイコートシャネツシリーズにおいて、シャネツF、Si、W-HALSは低汚染性機能を有しています。また、シャネツMOは塗膜表層の自己クリーニング機能を有するとともに、一般塗料の約3~4倍の膜厚を確保することにより、雨音に対する防音効果も有します。
トアスカイコートシャネツシリーズの保有する高い日射反射率は,太陽光の赤外線を最大限に反射します。従って、夏期の日中には最大65~75℃まで上昇する屋根表面温度を20℃~25℃低減させる効果があります。
高い日射反射率にて太陽光の赤外線が反射され、犀根基材の温度上昇が抑制されることにより屋根裏面温度の上昇も抑制されます。熱伝導率の高い鋼板では、10℃~20℃、熱伝導率の低い波形スレートでも5℃~15℃の屋根裏面温度を低減させる効果があります。
夏場、高日射反射率塗料が施工されていない屋根は、日中に温度上昇した屋根や屋根裏の断熱材、空気層、天井材の温度が夜になってもさがりません。一方、高日射反射率塗料が施工された屋根は、屋根裏の断熱材、空気層、天井材に伝わるボウシャ輻射熱が軽減され、その結果、室内空間の温度上昇も抑制され、2℃~4℃の室内温度抑制効果があります。
エアコンの設定温度を1℃上げ下げすることにより、約10%の電気代が増減するといわれています。つまり、一般屋根から伝わるフ輻射熱により温度上昇する室内空間より、高日射反射率塗料で塗装され、輻射熱が伝わりにくい室内空間のほうが、空調(冷房)の効率化が図れます。
夏期の空調電力業が低減すれば、それにみあうCO2排出量を削減することに繋がります。又、外部への空調排熱量が抑制されるため、都市部のヒートアイランド対策にも寄与します。
有限会社 アルス住研
〒983-0035 仙台市宮城野区日の出町3丁目2-1-2F
TEL(022)393-4644 FAX(022)393-4645
建設業許可/宮城県知事許可(般-27)第20681号